コラム

【コラム】持病があっても加入しやすい保険

2021.09.25

―持病があっても加入しやすい保険―

 

保険の考え方として加入者間の公平性を守るために、

保険加入するときには被保険者(保障を受ける方)に健康状態を告知していただいたり、

健康診断書を提出いただいたりして、健康な方しか加入できないのが通常です。

 

しかし近年、持病がある方にも加入しやすい保険が登場し、

持病をお持ちの方から注目を集めています。

お昼のテレビCMなどでも見かけることが多いと思います。

 

しかし実際は

「厳しい条件があるのではないか?」

「健康状態に関わらず加入できるというのは本当なのか?」

など心配になる点は多いのではないでしょうか。

 

今回は持病がある方でも入りやすい保険の「メリット・デメリット」をご説明したいと思います。

 

―引受基準緩和型・限定告知型保険とは?―

 

過去の傷病歴や現在の健康状態により、

一般的な保険に加入することがむずかしい方を対象にした保険です。

 

「はい」「いいえ」で回答できる数項目の健康に関する質問に対し、

基本的にはすべて「いいえ」であれば加入いただけます。

 

一般的な保険と比較して引き受ける審査基準を緩めているのが特徴です。

 

―メリット・デメリット―

 

◆メリット

・持病や既往症など健康状態に不安があっても入りやすい。

・持病の悪化や過去に患っていた病気やけがの再発も保障対象になる場合が多く安心できる。

 

◆デメリット

・一般的な保険と比較すると保険料が割高。

・一般的な保険と比較すると保険金や給付金の限度額が低い。

・特約(付加できる保障)が少ない。

 

健康に不安のある方でも加入できたことで安心いただける方もいるのは事実ですが、

一般的な保険と比較してデメリットな点があることも事実です。

 

特に医療保険は、入院や手術など誰にでも起こりえるリスクに備えるものですので、

他の保険商品と比べて加入条件に制限がついてしまいやすいと言えます。

 

健康でいるうちは、何の不安もなく、

保険を検討しようと考える機会はなかなか少ないかもしれませんが、

健康だからこそ、健康なうちに加入いただくのをお勧めいたします。

 

―選択肢をもつ必要性―

 

今回は、持病があっても加入しやすい保険のメリット・デメリットをご説明しましたが、

このような保険があるということは、健康に不安を抱える方には心強いことだと思います。

また、健康に不安があったとしても、健康状態の内容によっては、

一般的な保険に加入できる可能性もあります。

 

健康に不安を抱えていて、保険を検討しようとお考えの方、

保険のプロにご相談いただくことをお勧めいたします。

 

お客様一人ひとり、様々なお考えやご事情がある中、

「保険をどのように準備したら良いのかわからない」という方も多いと思います。

 

また、保険は大切なお金を長年にわたり払い続けていくことが多いのも事実です。

 

だからこそ、お客様が本当に必要だと思うことに備えていただきたいと考えています。

そのためには、メリット・デメリットをしっかりと理解し、

選択肢を持っていただくことが重要です。

 

 

私たちは情報提供をさせていただくことで、お客様のお役に立てればと考えております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

Copyright 2024株式会社アネスティ